令和5年8月25日(金)の18:00より、日立システムズホール仙台(2階研修室2)にて、第2階技術サロンを開催いたしました。今回は、大日本ダイヤコンサルタント株式会社 伊藤康雄氏から「物理探査における解析事例について」、株式会社復建技術コンサルタント 二木茂樹氏から「みやぎ海岸防災林から学ぶ ~再生のあゆみと樹木のこと~」という演題でお話いただきました。伊藤様からは、ヘリコプターやドローンを用いた空中電磁探査の事例を紹介していただきました。二木様からは、防災林の歴史や、緑の堤防の試みなどを紹介していただきました。今回の技術サロンには、講師を含め13名にご参加いただき、本当にありがとうございました。
「技術サロン」カテゴリーアーカイブ
令和5年6月9日 令和5年度第1回技術サロンを開催いたしました。
令和5年6月9日(金)の18:00より、日立システムズホール仙台(2階研修室2)において、令和5年度第1回技術サロンを開催いたしました。今回は,日本工営株式会社 細野貴裕 氏から「Nダム現場報告」,株式会社ダイヤコンサルタント 小林卓矢 氏から「ダムにおける地質調査事例」という演題でお話しいただきました。お二人とも今まさにダム調査で活躍されている中で,調査段階から施工段階に至る様々な課題に向き合い,解決するため新しい技術を取り入れて工夫されている様子を垣間見ることができました。参加者からも多数の質問,コメントが出されて,大変有意義な時間を過ごすことができました。今回の技術サロンには、講師を含め12名にご参加いただき、本当にありがとうございました。
令和4年12月2日 令和4年度第4回技術サロンを開催いたしました。
令和4年12月2日(金)の18:00より、日立システムズホール仙台(2階研修室2)において、令和4年度第4回技術サロンを開催いたしました。話題提供は、山形大学理学部教授の栗山恭直氏に「プラスチックの分類実験とリサイクル」という演題でお話いただきました。数種類のプラスチック小片が異なる液体(水、エタノール溶液、食塩水)中で浮くか、沈むかによる分類実験を2名1組にて実施させて頂きました。その後、写真や映像を交えて、プラスチックのリサイクルについて、詳しく説明して頂きました。今回の技術サロンには、講師を含め9名にご参加いただき、本当にありがとうございました。
令和4年10月21日 令和4年度第3回技術サロンを開催いたしました。
令和4年10月21日(金)の18:00より、日立システムズホール仙台(2階研修室2)において、令和4年度第3回技術サロンを開催いたしました。話題提供は2編で、株式会社パスク水質分析センターの利部哲氏には「マイクロプラスチックの国内外の現状」という演題で、マイクロプラスチックとは何か、自然界の排出される量や何が問題になっているか等、具体例を挙げてお話いただきました。次に、東北ボーリング株式会社の菊地真氏には、以前の続編となる「試験孔を用いた地下海水調査(2)」という演題で、海岸近傍の地下から海水に近い塩分濃度の高い地下水を揚水するために実施した調査事例を紹介していただきました。地質条件の異なる場所での揚水時の水温および塩分濃度の測定結果からそれぞれの井戸の特性や違いについてお話しいただきました。今回の技術サロンには、講師を含め9名にご参加いただき、本当にありがとうございました。次回12月のご参加もお待ちしております。
令和4年8月26日 令和4年度第2回技術サロンを開催しました。
令和4年8月26日(金)18:00より,令和4年度第二回技術サロンを開催いたしました。講師は、斎藤 勝氏(那須野が原経済地質研究所)にお願いし、「井戸沢断層に沿う地変とその現況-特に地震断層の学術的意義と保存に向けた社会的取り組みについて-」という演題でご講演いただきました。
井戸沢断層は、東北日本太平洋沖地震の1か月後に福島県浜通りで発生した地震により出現した断層であり、海溝型超巨大地震に誘発された内陸活断層で、日本列島で初めて出現した正断層型の地震断層であるなどのご説明をいただきました。斎藤氏が作成したルートマップと写真から、杉林や民家を直線的に切断する断層の様子を示していただきました。また地震断層の天然記念物への指定の難しさと登録に向けての運動などのご説明をいただくなど大変興味深いご講演でした。
なお、井戸沢断層付近は9月に予定されている現地見学会の見学地であり、ご参加いただければ本日のご講演でご紹介いただいた地震断層を直接見学することができます。今回は、講師を含め7名に参加していただきました。
令和4年6月10日 令和4年度第1回技術サロンを開催いたしました。
令和4年6月10日(金)の18:00より、仙台市福祉プラザ(10階第2研修室)において、令和4年度第1回技術サロンを開催いたしました。
話題提供は2編で、東北大流体科学研究所 准教授の鈴木杏奈氏(Waku2(ワクワク) as life代表)には「資源に根ざした地域づくり~技術を越えた、みんなを巻き込むデザイン~」という演題で、地熱エネルギーの活用を通した地域活動に際し、地熱開発事業と温泉事業者間の問題設定およびその解決策等についてお話いただきました。
次に、湯沢市ジオパーク推進協議会の伊藤健太郎氏には「ジオパークってなに?~地域に眠る宝物を知る~」という演題で、湯沢市にある温泉地や地熱発電所について紹介して頂きました。持参された温泉水サンプル数種類の色や匂いを実際に確認しました。また、今後の取組として、ジオパークを使って地域に還元したいこと等についてお話して頂きました。
今回の技術サロンには、講師を含め12名にご参加いただき、本当にありがとうございました。次回8月のご参加もお待ちしております。
令和3年12月3日 令和3年度第3回技術サロンを開催いたしました。
令和3年12月3日(金)の18:00より、日立システムズホール仙台(研修室2)において、令和3年度第3回技術サロンを開催いたしました。
話題提供は2編で、(株)復建技術コンサルタントの二木茂樹氏には「トレッキングで眺めた地形地質」という題目で、ご本人が登った数々の名山のなかからピックアップして、地形地質と共に登山中の写真やトピックスについてお話していただきました。
次に、日本工営株式会社の佐藤壮氏には「水文調査と地下水解析の事例紹介」という題目で、1例目は温泉の湧出による河川水質への影響やダム湛水が温泉井戸に与える影響、水質による供給源等の分類等について、2例目は市街地でのアンダ-パス計画が周辺の地下水環境へ与える影響についてのシミュレ-ション業務についてお話ししていただきました。
今回の技術サロンには、講師を含め10名にご参加いただき、本当にありがとうございました。次回2月のご参加もお待ちしております。
令和3年10月22日 令和3年度第2回技術サロンを開催いたしました。
令和3年10月22日(金)の18:00より、日立システムズホール仙台(研修室2)において、令和3年度第2回技術サロンを開催いたしました。話題提供は2編で、最初は、A.T.S.(株)の守屋資郎氏に「災害列島における森林の健康状態」という題目で、林業・林産に関しては経済的基盤の整備・管理・経営のあり方、森林土木に関しては治山・林道施設の長寿命化と防災対策、森林環境に関しては財的活用と価値向上、景観対策、生物多様性保全対策、SDGs実現対応等について広くお話していただきました。次に、東北ボ-リング(株)の菊地真氏には「試験孔を用いた地下海水調査事例」という題目で、沿岸陸上部において、地中に入り込んだ塩水くさびから地下海水を取水するための地形・地質的条件等について、幾つかの調査事例を交えてお話ししていただきました。今回は「(1)」ということで、今後の話題提供にも期待しております。今回の技術サロンには、講師を含め9名にご参加いただき、本当にありがとうございました。次回のご参加もお待ちしております。




令和3年6月18日 令和3年度第1回技術サロンを開催いたしました。
令和3年6月18日(金)の18:00より、令和3年度第1回技術サロンを開催いたしました。
技術サロンに先立ち行いました応用理学部会役員会と併せ、令和3年度初の対面での行事となりました。
話題提供は、岩手県盛岡広域振興局土木部の渡辺平太郎氏に「赤色立体地図を用いた地すべり地形判読の例など」という題目でお話をいただきました。
地形判読における赤色立体図の活用例、地形判読と現地踏査の組み合わせによる変状箇所の調査事例など、具体例を交えてお話していただきました。
また、ボーリングコア判定会の開催事例では、大学の先生によるお墨付きを頂くことで、自信を持ったコア判定を行えるようになるなどのお話も頂きました。
今回の技術サロンには、講師を含め13名にご参加いただき、本当にありがとうございました。次回のご参加もお待ちしております。
令和2年12月11日 令和2年度第3回技術サロンを開催いたしました。
令和2年12月11日(金)の18:00より、令和2年度第3回技術サロンを開催いたしました。東北大学大学院理学研究科 附属地震・噴火予知研究観測センター 観測技術部の平原 聡氏と出町 知嗣氏に話題提供していただきました。平原氏には「東北大学の陸域地震観測網の運用について」という題目で、地震・噴火予知研究観測センターの紹介から始まり、地震観測、地震観測点の配置や設置方法、陸域地震観測網の運用方法、臨時地震観測網と今後の課題までお話頂きました。次に、出町氏には「東北大学の陸域地殻変動観測網の運用について」という題目で、地震・噴火予知研究観測センターの前身やその後の歩みから、地殻変動観測の開始、地殻変動連続観測システム(横坑式・縦坑式)の概要、GPSを用いた地殻変動観測システムの概要についてお話いただきました。今回の技術サロンには、講師を含め10名にご参加いただき、本当にありがとうございました。来年度のご参加も是非お待ちしております。



