令和6年10月18日(金)の18:00より、仙台市戦災復興記念館(第4会議室)にて、第3回技術サロンを開催いたしました。今回は、布原地質調査事務所、布原啓史氏から「東北日本三途川カルデラの地熱地質と資源量評価「TL強度から熱源位置をインバージョン解析する方法」」という演題でお話をいただき、株式会社復建技術コンサルタント二木茂樹氏から「地歴不明の空洞確認へのアプローチ」という演題でお話をいただきました。二木様からは防空壕、亜炭鉱跡地など3事例を紹介していただきました。深度が比較的深く、レーダー探査が難しい区域での電気探査、表面波探査の適用などのお話をいただきました。布原様からは、東北日本の地熱分布の特徴とTL強度分析から熱源位置を想定する方法などのお話をいただきました。熱源位置のインバージョン解析は、立ち入ることが困難な山中に入り、数年をかけて分析に供する資料を採取したことが精度の高い結果を得ることができ、今回の結果へと繋がったとのことです。
今回の技術サロンには、講師を含め6名にご参加いただきました、ありがとうございました。